2012年11月20日
清林寺~新潟ツアー④~
新潟でのコンサートに伺った8箇寺のうち、2つは報恩講の行事での演奏でした。
こちらの清林寺(五泉市)もその一つで、併せて、ご子息の得度のお披露目もあり、コンサートはその記念講演として企画して頂きました。
コンサート中のトークの中で、「栗」のお話をしたんです。
私は栗が大好きで、珍しい栗の苗を買って植えた話やら、渋皮煮の話やら。。。
そうしたら、ある門徒の奥様が自宅まで走って帰られて、手作りの渋皮煮を持って来て下さったのですよ美味しかった~☆
こちらの清林寺(五泉市)もその一つで、併せて、ご子息の得度のお披露目もあり、コンサートはその記念講演として企画して頂きました。
報恩講のお飾りは絢爛豪華です綺麗~
前夜は、夜のコンサートを終えて帰ったのが11時過ぎてたのではないでしょうか。
それからお風呂に入って寝て、少しだけ寝て、6時に起床。
それからお風呂に入って寝て、少しだけ寝て、6時に起床。
7時半には、こちらの清林寺に到着して準備リハーサルと、身体も喉も心も、気合入れまくって頑張りました
さて、いつもの演奏風景画像が、この日の分が一枚もありませんでした。
何故に?
その代わりに、私のiPhoneで長養寺のご住職が動画を撮って下さってました。
「花は咲く」という東日本大震災の復興支援ソングです。
NHKで流れていますから、皆さんよくご存知だと思います。
震災の後、新潟県は、近隣の東北各県への支援をいち早く実行されました。
お寺のご住職達も皆さんボランティア活動で福島へ行かれたようですし、県民の皆さんも物心両面での応援をされたようです。
お知り合いやご親族に被災された方も多かった事でしょうね。
私のように、遠い九州にいて、募金や物を送る事しか出来ず、涙を流して見ているだけの人と違って、震災の悲惨さを目の当たりにされ辛い思いもなさったでしょう。。。そんな事を考えていると本当に申し訳ない気持ちになります。
「花は咲く」を歌いましたら、涙を拭かれている方が多かったのです。
辛い思いを抱えて聞かれているのかなぁ、益々辛くさせてる?と不安になりましたが、コンサート後に頂く言葉の中に「花は咲く」がとっても良かったというお言葉も多くてホッとした次第です。
コンサート中のトークの中で、「栗」のお話をしたんです。
私は栗が大好きで、珍しい栗の苗を買って植えた話やら、渋皮煮の話やら。。。
そうしたら、ある門徒の奥様が自宅まで走って帰られて、手作りの渋皮煮を持って来て下さったのですよ美味しかった~☆
一番前のお席で聞かれてた男性が、一曲目から最後の曲まで、ずっとタオルで目を拭かれてました。
どんなに悲しい事があられたのだろう。。。気になりながら歌いました。
コンサートが終わって、控え室でお食事を頂いていましたら、その男性が来て下さいました。
実は私、昨年、妻をなくしたのです。一曲一曲が、自分の心に語りかけてきて、妻との思い出が次々に思い出されて涙が止まりませんでした。
そうおっしゃいました。
泣いてらっしゃるのを見ながら歌っている時は、「辛い事を思い出させてしまってるのかな」と心配しましたが、何度も「ありがとうございました」と仰って下さったので、これで良かったのだと安心しました。
こちらこそ、ありがとうございました
得度された清林寺のご子息は、9歳の可愛らしい坊ちゃんでした。
しかし、読経される様子は大変しっかりとされ、そのギャップがいじらしくて、chizuさんも私も涙がこぼれたのでした。
私も機会があれば、コンサート風景をビデオで撮ってyoutubeにupし、チルチルさんの布教活動でもしたいなぁ~と思ってます。(笑)
それから、もし可能であれば譜面台をあと5㎝下げて頂ければ観音様のようなお姿をよりお客様が見られるかと思いますが・・・。