2012年04月16日

きつつきの商売は「音や」さん

3年生になったranaちゃんのレッスンで、「きつつき」の曲がありました。

あっ、あのね、国語の時間に音読してるのも「きつつきの商売」っていうの。

そう~、どんなお話なの?

あのね、野うさぎが「ぶなの音」を四分音符でお願いします。って言うの。

ぶなの木の音を四分音符で!?それは面白いね!!

どんなお話か気になったので調べてみましたら、こんなお話でした。

きつつきが森にお店を開きます。お店の名前は「おとや」。
看板には、「できたての音、すてきないい音、お聞かせします。四分音符一個につき、どれでも百リル。」

野うさぎがやってきて、「ぶなの音」を四分音符分お願いします。
きつつきは、ぶなの木のてっぺん近くの幹に止まり、「さあ、いきますよ。いいですか。」
ぶなの木の幹を、くちばしで力一杯叩きました。

コーン。

ぶなの木の音が森にこだまし、四分音符分よりもうんと長い時間が過ぎていくのを、
野うさぎときつつきは黙ってうっとり聞いていました。

雨の日のお客さんは野ねずみの家族。

きつつきは「今朝できたばかりのできたての音」をお薦めします。
「今日だけの、とくとく、とくべつメニュー」です。

野ねずみ達は「今日だけの特別メニュー」に嬉しくなり、きらきらした綺麗な目を
そろって、きつつきにむけました。

「さあ、いいですか。お口を閉じて、目を閉じて、聞いて下さい。」ときつつき。

みんなは黙って目を閉じます。すると、聞こえてきたのは。。

ぶなの葉っぱの、シャバシャバシャバ。
地面からの、パシパシピチピチ。
葉っぱのかさの、パリパリパリ。
ぶなの森の、ずうっと奥深くから、ドウドウドウ。ザワザワザワ。

「聞こえる、雨の音だ。」
「ほんとだ。聞こえる。」
「へえ。」
「うふふ。」

野ねずみ達はみんなにこにこうなずいて、目を開けたり閉じたりしながら、ずうっとずうっと、
特別メニューの雨の音につつまれていたのでした。

おしまい。


まあ!なんて素敵なお話でしょうか!

コーン!って鳴って、野うさぎはうっとりと聞くっちゃん。

そうなんだぁ。。。ranaちゃん、「うっとり」ってどんな感じなのかな?

えっ・・・・あのね~・・・眠くなるような感じかな?

あははは、それは「うっとり」じゃなくて「うとうと」じゃないの?

あはは、そっか~~、なんかね、気持よくなるの。

そうだね。気持よ~くなるね。だったら、眠くなるときも一緒だね。気持ちいいもんね~。
うっとり うとうと だね!


きつつきの商売は「音や」さん



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Posted by chil-chil  at 20:50 │Comments(0)星の子音楽教室

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