2009年10月17日

宝石箱をひっくりかえしたような光り輝く演奏の数々に感動☆

「宝石箱コンサート」に行ってきました。
今年で13回目のこのコンサート、まさに宝石箱をひっくりかえしたようなワクワクするプログラム、素晴らしい演奏を堪能してまいりましたicon12
宝石箱をひっくりかえしたような光り輝く演奏の数々に感動☆

第一部は、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」のハイライト版。
有名なアリアを、分かりやすい解説付きで歌って下さいます。
ステージ上の大道具は一つもなく、照明のみで少しの変化をつけてあるだけなのですが、演奏がとても素晴らしいので 十分満足できます。
蝶々さんが自決する最後のアリアでは、不覚にも涙がポロリicon11 胸が絞めつかられるような熱唱でした。

第二部は、たいらじょうさんの人形劇「シンデレラ」でした。
宝石箱をひっくりかえしたような光り輝く演奏の数々に感動☆

ナレーションからセリフ、音楽、人形使い、すべてお一人でなさるのですが、会場の全ての人が惹きこまれていました。
お人形や小道具もごくごくシンプル。。。登場人物なんて、棒の先に涙型の顔のようなものが色違いでくっついているだけ。
たとえば、意地悪なお義母さんだとショッキングピンクの顔(のようなもの)、シンデレラは“灰かぶり姫”と呼ばれていただけに灰色の顔(のようなもの)、と色で人物を分けてあるだけなんです。
それなのに、たいらじょうさんの手や足、身体の動きが加わると、不思議なことに それぞれの人物にちゃんと見えてくるんです。
昨年は星の王子様でしたが、何度見ても 本当に素晴らしい。
今回は、最後に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を人形を使って朗読してくれたのですが、これには会場はシンと静まり返り、終わった後は感動の渦が拍手となって渦巻いていました。

第三部は、それぞれのソリストがお得意の日本歌曲やイタリア歌曲を披露して下さいました。
私の尊敬するK先生の情感溢れる伴奏によって、ソリストの皆様の素晴らしい声が更に豊かに広がっていき、聴衆を魅了していました。

我々は、Oやさんやねこちゃんをはじめ、10人の大所帯で行ったのですが、皆さん 心から「良かったですね!」と喜ばれていました。
そして、「昨年もとても良かったですが、今年は更に良かったです」という声を聞きました。

先日、K先生のレッスンの時、「何年続けていても、去年より良かったと感じてもらう演奏会にしなければならないから難しい」というお話をしました。
もう13回もこのコンサートを続けてこられて、実際に「昨年より更に良かった」という声を聞いたときに、このコンサートを続けてこられた関係者の皆様、そしてK先生の努力や思いに感服いたしました。素晴らしいです。

一人の観客として、素晴らしい演奏に感動し、同じようにひと様の前で演奏する者としての責任感や歌への情熱が沸々とわいてきて、今もとても興奮しています。
こんな機会を与えていただいて、本当にありがとうございましたicon12

さて、一年中ご多忙なK先生ですが、今回は少しだけゆっくりされるようです。
明後日は、私もご一緒させていただく予定ですので、出来れば伊万里をご案内したいと思っています。
とっても楽しみですicon06














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Posted by chil-chil  at 20:35 │Comments(0)想い

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