2011年02月18日

お返し

バレンタインデーの日、バッタリ逢ったYちゃんが訪ねてきました。
私があげたチョコレートのお返しに、手作りのお菓子を持ってきてくれたんです。

ちょうど私は「わたしのいもうと」を練習していました。

私ね、今 この歌を練習してるの。と絵本を見せて、あらすじを説明しました。

yちゃんは涙を流しながら聞いていました。

あのね、この間、yちゃんの同級生に聞いたのよ。
あれは、いじめだったよね? とね。
そうしたら、
「いじめじゃなかったと思いますよ」という答えが返ってきたの。
あぁ、そんなもんなんだなぁって思った。
いじめられた方は、あんなに傷を負ったのに、いじめた子やそのまわりで見てた子には、それがいじめと感じないくらい些細な事だったのかなって。


あの頃は、本当に大変でした。

yちゃんは殆ど眠ってなかった。
人間って そんなに眠らなくて生きていけるのかと驚くほど。
ずっと何かを考えて、悲鳴をあげ続けていた あの頃・・・。
忘れられない出来事が沢山あります。

二人で 涙を流しながら 思い出話をしました。
思い出話になって 本当に良かった。

人の痛みのわかる優しい子になったyちゃん。
私一人では 立ち直れなかった と まわりの人達への感謝の気持ちを胸いっぱいに抱えているのが分かって 嬉しかった。

まだ、心にも身体にも 傷跡が残っているけれど、「私は負けない」と背中をしゃんと伸ばして言う姿が頼もしい。

彼女が苦しみと葛藤の中で学んだ事の一つ。。。

人(他人)を変えることは出来ない。 でも、自分は変われる。

どうして?なぜ分かってくれないの?と、自分の気持ちを分かってくれない人に憤るより、自分自身が気持ちを切り替える事で抜けださなきゃいけないと言います。

そして、家族の絆こそが 自分を救ってくれたとも言います。

苦しかった時、お母さんが、「子どもは親を選べない。親もまたそう。でも、私が上手に育てられなかったから こんなに苦しい目にあわせて・・・親として失格。ごめんね」と泣きながら謝られた事は 決して忘れられない。 お母さんにこんな言葉を言わせてしまって本当に申し訳ないと思った。 そう言ってました。

今が一番しあわせshine また遊びに来ますね。

そう言って帰って行きました。

まだ18歳の彼女に、お母さんより年上の私が沢山教えられました^^;
ありがとうね。

お返し



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Posted by chil-chil  at 20:24 │Comments(2)想い

この記事へのコメント
凄くいい
Posted by 永留城一郎 at 2011年02月18日 21:33
永留様♪

ありがとうございます。
Posted by chil-chilchil-chil at 2011年02月22日 08:50
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