2009年04月01日
手の温もり
昨日の続きで、慈光寺でいただいたお食事です。
ご住職のお母様の心のこもった手料理に感激しました


タケノコ、土筆、茗荷、さやえんどうと、春の香り満載のちらし寿司です
ミョウガは甘酢に漬けてありますし、ツクシもすごくきれいでしょう。
まるでそこに生えているかのよう。。。こんなに美味しい土筆を初めて食べましたよ。

お澄ましに浮いているのは、桜の花びらです。
はんぺんを象ったものですが、この一手間が嬉しいじゃありませんか。

お野菜と鶏肉の炊き合わせです。
かぼちゃの皮の緑を葉っぱに見たて、葉脈は、お姉様が彫刻刀で削って下さったんですって。
それを聞いて大感激したのですが、味も言うことなしの美味しさでした。

そして、これまた春の小鉢で、セリの和え物。。。我々三人ともセリは大好きなので、またここで歓声があがりました。
歌う前は少ししかいただかないので、サンドイッチ程度で良いですよ。。。とお話してたのに、こんなに心のこもったお食事を用意していただき、恐縮しながらも 本当に嬉しかったです。
人の手というのは素晴らしいですね。
想いを伝える力を持っています。
時には、怒りや憎しみを伝える武器にもなるけれど、殆どの場合、それは温かくて優しい。
手間をかけたお料理を口に入れるたびに、じんわりと心も温かくなりましたから。
そうそう・・・。
さっき 本やさんに寄ったら、高校生の女の子Yちゃんに会いました。
中学三年間、不登校だった彼女は、いつも怒りや苛立ち、そして悲しみにもみくちゃにされて葛藤していました。
心も体も傷だらけでした。
だから、彼女に会ったら、いつも私は両手で彼女の頬を包むことにしていました。
しっかりと目を見つめていられるので、ハグするよりも 近づける気がするからです。
彼女も、どんなに心が荒れている時も、それを拒むことは一度もありませんでした。
手のひらが温かい事を知っていたからだと思います。
さっき、久し振りに会ったので、いつものように 両手で彼女の頬を包みました。
まわりに人も居たけれど、両手で頬を撫でながら話しました。
高校2年生になった彼女は、やはり拒むこともなく、私の両手の中でニコニコと微笑んでいました。
その瞳が 以前と違って とても柔らかな光を放っていたのが印象的でした。
手の温もりを感じたお料理の記事を書きながら、私の手のひらに残った彼女の頬の柔らかな感触を思い、人の手ってすごいなぁ。。。と一人呟いたところです。
ご住職のお母様の心のこもった手料理に感激しました


タケノコ、土筆、茗荷、さやえんどうと、春の香り満載のちらし寿司です

ミョウガは甘酢に漬けてありますし、ツクシもすごくきれいでしょう。
まるでそこに生えているかのよう。。。こんなに美味しい土筆を初めて食べましたよ。
お澄ましに浮いているのは、桜の花びらです。
はんぺんを象ったものですが、この一手間が嬉しいじゃありませんか。
お野菜と鶏肉の炊き合わせです。
かぼちゃの皮の緑を葉っぱに見たて、葉脈は、お姉様が彫刻刀で削って下さったんですって。
それを聞いて大感激したのですが、味も言うことなしの美味しさでした。
そして、これまた春の小鉢で、セリの和え物。。。我々三人ともセリは大好きなので、またここで歓声があがりました。
歌う前は少ししかいただかないので、サンドイッチ程度で良いですよ。。。とお話してたのに、こんなに心のこもったお食事を用意していただき、恐縮しながらも 本当に嬉しかったです。
人の手というのは素晴らしいですね。
想いを伝える力を持っています。
時には、怒りや憎しみを伝える武器にもなるけれど、殆どの場合、それは温かくて優しい。
手間をかけたお料理を口に入れるたびに、じんわりと心も温かくなりましたから。
そうそう・・・。
さっき 本やさんに寄ったら、高校生の女の子Yちゃんに会いました。
中学三年間、不登校だった彼女は、いつも怒りや苛立ち、そして悲しみにもみくちゃにされて葛藤していました。
心も体も傷だらけでした。
だから、彼女に会ったら、いつも私は両手で彼女の頬を包むことにしていました。
しっかりと目を見つめていられるので、ハグするよりも 近づける気がするからです。
彼女も、どんなに心が荒れている時も、それを拒むことは一度もありませんでした。
手のひらが温かい事を知っていたからだと思います。
さっき、久し振りに会ったので、いつものように 両手で彼女の頬を包みました。
まわりに人も居たけれど、両手で頬を撫でながら話しました。
高校2年生になった彼女は、やはり拒むこともなく、私の両手の中でニコニコと微笑んでいました。
その瞳が 以前と違って とても柔らかな光を放っていたのが印象的でした。
手の温もりを感じたお料理の記事を書きながら、私の手のひらに残った彼女の頬の柔らかな感触を思い、人の手ってすごいなぁ。。。と一人呟いたところです。