2009年04月09日
魔王で泣かしちゃった
皆様、シューベルトの「魔王」はご存じですか?
中学生の頃、音楽の授業で鑑賞なさいましたよね。
先日ね、すっかり声変わりした中学生3年生の男の子に歌わせてみたんです。
だって、その子は 自称「おんち」で、小学生のころから歌うのを聞いたことがなかったの。
でも、身体は大きいし、声もしっかりしてるから、きっと歌声も良いに違いないと・・・半ば無理やりね
そうしたら、やっぱり!予想通り、良い声してるんです
ずっと「おんち」だって言って歌わなかったけど、全然そんなことないの。
私嬉しくなっちゃって、あれやこれや歌わせようとしたんです。
彼の一番のお気に入りは「水戸黄門」のテーマ曲で、それはそれで良いんだけど・・・いやぁ、もっと違うのも歌おうよ~!と 私が見つけたのが「魔王」でした。
「魔王」の父親のパートを彼に歌わせて・・・息子のパートを小学生くらいの子に歌わせて・・・と、私ったら、すっかり次の発表会の準備モードになっちゃったのでした。
前置きが長くなったんですけど・・・(^_^;)
息子のパートをねこちゃんとこの坊ちゃんに歌わせようと思いついたんです。
それで今日、この「魔王」を彼に紹介したの。
まずは、「魔王」の内容を説明して・・・お父さんが息子を抱いて馬を走らせているところに魔王がやってきて、息子に甘い言葉をかけて連れ去ろうとするの。
でもその声はお父さんには聞こえない。
息子は怖くて怖くて必死でお父さんに助けを求めるんだけど・・・結局、家に着いたとき、息子は息絶えていたの・・・
というようなことを話したと思います。
そして、その後、私が 一人三役(魔王・お父さん・息子」になりきって、ピアノ弾きながら歌って聞かせたんです。
途中で、ねこちゃんの坊ちゃんは、私に訴えたの。
こわいよ・・・
ってね。
ええっ、こんなの物語なんだから怖くなんてないわよ~~ぅ
と、私は三役の声色を変えながら、張り切って歌い続けたのでした

そうして・・・。
ねこちゃんの坊ちゃま・・・うわ~~ん
と号泣しちゃったのでした。
ひぇ~~~っ まさか泣いちゃうなんて~~
そんなに怖かったの~~?
内心オロオロしながら、あれ~っ、そんなに怖くなるほど 先生の歌 上手だったのね~~
なんてふざけた事言う先生を見向きもせず、お母さんにすがりついて泣き続けるのでした。
物語だから怖くないよ!じゃなかったんですね。
物語だからこそ、想像の世界は果てしなく広がっていくのですよね。
そうでした。
私だって、昔昔は、そんな子供でした。
ごめんちゃい・・・kai君・・・。
純粋なアナタを こんなにも怖がらせてしまって・・・私ったら、なんて悪い先生なんでしょうね
彼のご機嫌とるために、ほらほら、好きなお菓子、どれでも好きなだけ食べなさい!と出したララフィールのお菓子
しかし、彼は お菓子はあまり食べない子なので、ひとつしか取りませんでした。
クスン・・・許してくれ~~

中学生の頃、音楽の授業で鑑賞なさいましたよね。
先日ね、すっかり声変わりした中学生3年生の男の子に歌わせてみたんです。
だって、その子は 自称「おんち」で、小学生のころから歌うのを聞いたことがなかったの。
でも、身体は大きいし、声もしっかりしてるから、きっと歌声も良いに違いないと・・・半ば無理やりね

そうしたら、やっぱり!予想通り、良い声してるんです

ずっと「おんち」だって言って歌わなかったけど、全然そんなことないの。
私嬉しくなっちゃって、あれやこれや歌わせようとしたんです。
彼の一番のお気に入りは「水戸黄門」のテーマ曲で、それはそれで良いんだけど・・・いやぁ、もっと違うのも歌おうよ~!と 私が見つけたのが「魔王」でした。
「魔王」の父親のパートを彼に歌わせて・・・息子のパートを小学生くらいの子に歌わせて・・・と、私ったら、すっかり次の発表会の準備モードになっちゃったのでした。
前置きが長くなったんですけど・・・(^_^;)
息子のパートをねこちゃんとこの坊ちゃんに歌わせようと思いついたんです。
それで今日、この「魔王」を彼に紹介したの。
まずは、「魔王」の内容を説明して・・・お父さんが息子を抱いて馬を走らせているところに魔王がやってきて、息子に甘い言葉をかけて連れ去ろうとするの。
でもその声はお父さんには聞こえない。
息子は怖くて怖くて必死でお父さんに助けを求めるんだけど・・・結局、家に着いたとき、息子は息絶えていたの・・・

というようなことを話したと思います。
そして、その後、私が 一人三役(魔王・お父さん・息子」になりきって、ピアノ弾きながら歌って聞かせたんです。
途中で、ねこちゃんの坊ちゃんは、私に訴えたの。
こわいよ・・・

ええっ、こんなの物語なんだから怖くなんてないわよ~~ぅ



そうして・・・。
ねこちゃんの坊ちゃま・・・うわ~~ん


ひぇ~~~っ まさか泣いちゃうなんて~~

そんなに怖かったの~~?
内心オロオロしながら、あれ~っ、そんなに怖くなるほど 先生の歌 上手だったのね~~

物語だから怖くないよ!じゃなかったんですね。
物語だからこそ、想像の世界は果てしなく広がっていくのですよね。
そうでした。
私だって、昔昔は、そんな子供でした。
ごめんちゃい・・・kai君・・・。
純粋なアナタを こんなにも怖がらせてしまって・・・私ったら、なんて悪い先生なんでしょうね

彼のご機嫌とるために、ほらほら、好きなお菓子、どれでも好きなだけ食べなさい!と出したララフィールのお菓子

しかし、彼は お菓子はあまり食べない子なので、ひとつしか取りませんでした。
クスン・・・許してくれ~~
