2009年06月30日
屋上庭園のあるレトロビルにみすゞさんの資料室
弁財天橋や商品館跡地を歩いた後、①の旧秋田商会ビルに向いました。
ここにみすゞさんの資料室があると聞いたからです。
旧秋田商会ビル・・・すごいでしょう、この建物

このビルは、大正4年(1915年)に竣工した和洋折衷の3階建て(地下一階)の大変ユニークな建物です。
なんと、屋上には庭園や茶室があるんです!
古い外国映画に出てくるような手動式のエレベーター、そして当時としては珍しい水洗式トイレがありました。(すみません。キャーキャーいうばかりで画像なし
)
一階は、純洋風の事務所だったようです。
現在は資料展示室として利用されています。
その一角に、「金子みすゞ 上山雅輔姉弟のへや」として、みすゞさん関連の資料室がありました。
美しい大和撫子が観覧中♪
みすゞさんの弟である雅輔(正祐)さんは、幼い頃、下関の上山文英堂(母ミチの妹フジの嫁ぎ先で、フジには子供がありませんでした)の養子となります。
その後、フジさんが病気で亡くなり、そして、みすゞさんの父も他界し・・・母ミチさんが下関の上山文英堂の当主松蔵さんと再婚されるのです。
雅輔(正祐)さんにすれば本当の母親に育てられることになるのですが、彼はフジさんを本当の母と思っていましたので、当然、みすゞさんと姉弟であることは知らずに育ちました。
それで、姉とは知らず、みすゞさんに淡い想いを抱かれていたのでしょうね。
そういった ちょっと複雑な家族関係でしたが、みすゞさん同様、その兄弟も大変優秀であったようで、この雅輔(正祐)さんは、その後、作詞・作曲・劇作家・演出家として活躍されたのでした。
下の画像では、雑誌「赤い鳥」に掲載された雅輔(正祐)さん作曲の童謡を紹介してありました。
この雑誌では、ちゃんとした五線譜に書かれた楽譜でしたが、仙崎にあるみすゞ記念館には、ハニホヘトイロで書かれた雅輔(正祐)さんの歌があり、とても興味深かったです。
洋風な一階とは違い、二階、三階は格調高い書院造です。
左奥に見えるのは、懐かしい足踏みオルガンですよ~
(我が家にもありますので、おいでになった時はぜひご覧くださいませ)
そして、これが三階から屋上庭園へ向かう螺旋階段です
が、残念ながら現在は閉鎖されておりました。
素晴らしい建造物を見学出来て、ラッキーでした
このあと、更に素敵なスポットと出逢うのですが・・・あぁ、また長くなったので、続きはまた
ここにみすゞさんの資料室があると聞いたからです。
旧秋田商会ビル・・・すごいでしょう、この建物

このビルは、大正4年(1915年)に竣工した和洋折衷の3階建て(地下一階)の大変ユニークな建物です。
なんと、屋上には庭園や茶室があるんです!

古い外国映画に出てくるような手動式のエレベーター、そして当時としては珍しい水洗式トイレがありました。(すみません。キャーキャーいうばかりで画像なし

一階は、純洋風の事務所だったようです。
現在は資料展示室として利用されています。
その一角に、「金子みすゞ 上山雅輔姉弟のへや」として、みすゞさん関連の資料室がありました。
美しい大和撫子が観覧中♪
みすゞさんの弟である雅輔(正祐)さんは、幼い頃、下関の上山文英堂(母ミチの妹フジの嫁ぎ先で、フジには子供がありませんでした)の養子となります。
その後、フジさんが病気で亡くなり、そして、みすゞさんの父も他界し・・・母ミチさんが下関の上山文英堂の当主松蔵さんと再婚されるのです。
雅輔(正祐)さんにすれば本当の母親に育てられることになるのですが、彼はフジさんを本当の母と思っていましたので、当然、みすゞさんと姉弟であることは知らずに育ちました。
それで、姉とは知らず、みすゞさんに淡い想いを抱かれていたのでしょうね。
そういった ちょっと複雑な家族関係でしたが、みすゞさん同様、その兄弟も大変優秀であったようで、この雅輔(正祐)さんは、その後、作詞・作曲・劇作家・演出家として活躍されたのでした。
下の画像では、雑誌「赤い鳥」に掲載された雅輔(正祐)さん作曲の童謡を紹介してありました。
この雑誌では、ちゃんとした五線譜に書かれた楽譜でしたが、仙崎にあるみすゞ記念館には、ハニホヘトイロで書かれた雅輔(正祐)さんの歌があり、とても興味深かったです。
洋風な一階とは違い、二階、三階は格調高い書院造です。
左奥に見えるのは、懐かしい足踏みオルガンですよ~

そして、これが三階から屋上庭園へ向かう螺旋階段です

素晴らしい建造物を見学出来て、ラッキーでした

このあと、更に素敵なスポットと出逢うのですが・・・あぁ、また長くなったので、続きはまた

中は和室になってるし、一見の価値ありだなと思いました。
出陣前の蜂蜜ソフトは炎天下を歩く我々の重要なエネルギー源になってくれましたよ♪
このビルの二階、三階の和室は、大広間として使えます。
ヨガのイベントなんて良いかと思いますよ。波動も良いし♪
チルちゃん みすゞさんのこと大好きだもんね。
よかったね~~(*´∇`*)
美しい大和撫子ちゃんも一緒だったのね。楽しかったでしょう?
いい旅をされたのですね~。うらやましい!
私がガイドになった20ん年前に、仙崎の海産物屋の、自称仙崎の玉三郎さんが、金子みすずさんの詩をバスの中で、朗読されておられました!
今は小学校の音読の本でも紹介されていますが・・・その頃は知る人ぞ知る!だったような気がします。
私も好きですよ!
伊万里小城有田ファーストレディースの今後の活躍も期待してま~す!
写ってらっしゃる女性までレトロ感漂ってますね。笑
手動式のエレベーターってどんな感じなんでしょう?
足踏みオルガン 懐かしいです。
螺旋階段 昇ってみたくなりますね!
門司港レトロは私も好きです♪
が、ここは下関で~す。対岸ですよ^^
皆さんとはぐれてしまったんだけど、みすゞさんに会えてラッキーでした。
マルちゃん♪
20年以上前だったら、ほんと知る人ぞ知る・・・だったと思います。地元の人達には以前から愛されていたのでしょうね♪
ペンちゃん♪
美しく撮れてる写真はOKだと勝手に判断して出しました♪
伊万里小城「ファースト」を付けていただいて光栄です。「ファウト」の方が似合うかもしれないけど・・・ネ(^_^;)
elizaさん♪
そうそう、あの炎天下、歩きまわるのは勇気が必要だったよ~(^_^;)
ERIKAさん♪
こんなに素敵なとこがいっぱいあるって分かってたら他の皆さんも誘ったんだけど、行ってみて「あらぁ素敵!」だったので、自分たちだけで楽しんでしまったのが残念。
手動式のエレベーターは外国映画に出てくる蛇腹みたいなドアがついたやつだと思うんだけど、見ることはできなかったんです。